万引き家族(ネタバレあり)
最近話題になっている万引き家族を見てきた。
結論から言うとしぬほど退屈な映画だった。近年見てきた映画の中でトップクラスにつまらなかった。この監督の作品がこういう社会の闇的なのを描くのがコンセプトだと知らずに普通の映画のノリで見たことが原因かもしれないけど。
しんだBBA埋めてそのBBAのへそくり発見して歓喜しているシーンとかサイコパスかな?って感じの割に「絆」的な感じの雰囲気も出してくるし、まるで理解が追いつかなかった。
全てにおいて理解ができなかった。
事実として、こういう学もなければ金もない状態で放置されている人たちがいるよってことを伝えたかったのか?
まあ仮にこういう状態の家族のような何かがあるとして、やっぱり思うのは金さえあれば8割くらいの問題は解決するよなと感じる。
金さえあれば万引きしなくてもいいし、あんなボロ屋に住む必要もないし、ばあさんの葬式もできる。
ああそうだ、この映画見て感じた唯一の感想が「金って大事だな」ってことだ。
線引きは難しいけど、いわゆる弱者(表現が悪いけど)救済の福祉充実は必要だよな。「無敵な人」を作らないためにも。じゃあ財源はどこから確保するかっていうと、死にかけ老人の延命は保険適用外にするとか「動けない」老人系をなんとかするしかないんじゃないかね。人としてどうなのかとかは一旦置いといて。
トータルでみてこの前の新幹線殺人みたいな、失うものが何もないかつ身体が動く「無敵の人」を増やすのはアカン。「動けない」老人は何もできない。
まあこんなことリアルで口に出して発言したらドン引き間違いなしなので、こういうブログにしか書けないけど。
こうやって考えさせられているということは、あの映画の狙いでありつまらなかったと言いつつ術中にハマっているのかもしれない。